★4 異世界転生マンガ 「転生したらスライムだった件」
タイトル「転生したらスライムだった件」
作者 川上泰樹 原作 伏瀬 出版社 新潮社
※評価は5段階
総合評価 4.5 ☆☆☆☆
ストーリー評価 異世界転生もの 4.5
リアリティ ○
泣ける度 ○○
熱血度 ○○○
ラブ度
コメディ度 ○○○○○
人情度 ○○○○○
伏線度
ホラー度
テンポ ○○○○○
エロ度
描写評価 4.0
コマ割 ◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
絵 ◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
セリフ ◻︎◻︎◻︎◻︎☐
基本情報
継続中
最新12巻
主人公 男性
属性 スライム
レビュー
最近、ノベライズ異世界転生ものを漫画化するのが流行っているようだ。現実でパッとしなかった男が、最強のスライムとなる物語。最強のスライム、それだけで異世界ファンタジーに興味のある者ならそそられる題材だ。
スライムと言われて一番に思い浮かぶのは某ゲームの最弱モンスターではないだろうか?その最弱が最強、そして人間が魔物になる。そこにこの物語が味を出すポイントがある。何がポイントか?主人公がすべての要素を持ち合わせるということだ。最強のもの、最弱のもの、人間、魔物、全てを巻き込む力を持つことで、この物語は単なる最強のスライムがバッタバッタと敵を倒して爽快スカッとだけではない、周囲の人間(魔物?)模様からの人情味(スラ情味?)溢れる物語に仕上がっている。
筆者は本作の原作を読んだことはないが、物語のテンポも良く、展開も広い視点で描かれる。何よりRPGと呼ばれるゲームの世界観を失っていないことがこの作品の魅力の一つだろう。自分が最強の中二病に戻りたい、日常の中の楽しさを読みたい。それを気軽に楽しみたい、そんな方にオススメの作品だ。
ストーリー
パッとしない日常を送っていた主人公はある日交通事故に会い、死んでまう。…はずだったが、気づいたら前世の記憶そのままスライムになっていた!?
なぜか最強のスキル「大賢者」を備えて始まる主人公スライムは目の前の敵を屈服させ、時に商才を生かしながら、難題を乗り越えていくファンタジー王道転生ものだ。
この作品が好きな人におすすめ