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★4 恐怖のタイムスリップミステリー「サマータイムレンダ」

タイトル「サマータイムレンダ」

作者 田中靖規 出版社 集英社

※評価は5段階

総合評価 ☆☆☆☆4

ストーリー評価 ホラー&タイムスリップ 4.0

リアリティ 
泣ける度  
熱血度   
ラブ度   ○○
コメディ度 
人情度   ○○
伏線度   ○○○○○
ホラー度  ○○○○
テンポ   ○○○○○
エロ度

描写評価 3.0

コマ割 ◻︎◻︎◻︎
絵   ◻︎◻︎◻︎
セリフ ◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎

基本情報

未完
12巻orジャンプ+アプリ
主人公 男子高校生
属性 タイムスリップ
テーマ タイムスリップミステリー

レビュー

筆者はホラーがダメだが、初手からのあまりのテンポの良さについ読み進めてしまった。緻密な作者の構成に、読者は否応なく引き込まれる。

伏線に次ぐ伏線。どんでん返し。人間と人ならざる者の戦いのようだが、人ならざるものに対して善悪だけでは割り切れない、人間味の描写。

ただのバトルものではない極上のタイムスリップミステリーが味わえる。背筋が冷える物語が読みたい人におすすめする。

ストーリー

中学卒業後に島外の高校に進学した、主人公の慎平は、幼馴染の潮が亡くなったお葬式に出るため、故郷の日都ヶ島に帰る。

潮は海の事故で、少女を助けたために亡くなった…はずだったが、同級生の窓(そう)から首に絞めた跡があり、潮は他殺の可能性があることを聞かされる。

そして、潮の妹の澪からは奇妙な話をされる。助けたしおりという少女が、自分そっくりの少女を森で見て以来ずっとみられている気がするといっていたと。

そして、それらのことについて確認するため島の神社に行ったところで、妹そっくりの少女が現れ、慎平は妹ともども殺されてしまう。

ドッペルゲンガーの噂そして出現。潮の不可解な死。この島で一体何が起きているのか。物語はテンポよく進む。恐ろしくも緻密なホラーに触れたい方は一読してみてはどうだろうか。

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